アプリが多すぎるとかえって生産性が下がる
とはいえ実際便利なアプリは多いので、つい気になるアプリを入れてみたくなる気持ちも分からなくありません。ただその後使わないまま放置しておくと、当然ながらアプリの数は膨れ上がっていくことになります。
なかには、スマホのホーム画面が何ページにもわたっている人を見かけることがあります。そういう人に限ってアプリを収納しているフォルダも多数あって、一見するとカエルの卵のような状態になっています。
いくら検索で探せるとはいえ、メモリや電池も食いますし、これは少しやり過ぎなような気がします。
アプリがありすぎる人は、仕事や連絡がなんとなく遅い印象です。生産性を上げるために入れたアプリのせいで、逆に迷いや複雑性を生み出しているのであれば、それは本末転倒というものです。目的のアプリや情報に到達するのに、1秒でも1操作でも減らしたいと考えるべきでしょう。
アプリやホーム画面の増殖を抑える方法
実際アプリが増えればそれだけホーム画面をスワイプする数も増えます。一般的なホーム画面は3ページくらいでしょうか。私の感覚では2ページ以内に収めることを推奨しています。ちなみに私自身はホーム画面をスワイプしないで済むように1ページ内にアプリを収めています。
その時、少ないページでアプリ運用を可能にしてくれるのが、「Old」と「一応保存」と命名した2種類のフォルダの存在です。
これは私が編み出した独自の管理手法ではありますが、「Old」フォルダには、不要になったアプリを一定期間保存して、数カ月経って使わないようなら完全に削除するようにします。
「一応保存」フォルダには、利用機会は少ないけど、現時点で不要とまではいかないアプリを保存します。こちらも期間を経て、不要と判断したアプリは「Old」フォルダに移動させます。
このように、アプリの保存範囲やライフサイクルを決めることで、アプリの量を一定に抑えられるようになります。