山田忠孝●1945年、東京都生まれ。スタンフォード大学(歴史学)卒業、ニューヨーク大学医学部を首席卒業。GSK取締役、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などを経て、2011年武田薬品工業取締役。
タケダの研究開発の発祥の地である大阪の下町、十三に、タケダのCMC研究センターはある。同センターは、医薬品の製剤技術と品質を高めるための研究部門で、かつては、製薬本部に属していたが、長谷川閑史の強い意向で独立した部門となった。ナイコメッド買収、新薬開発が「攻め」ならば、同部門は、タケダのモノづくりを支える「守り」の重要部門だ。
「山田の言葉に感化された」
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