米国追従の外交はもはや危険である
岸田文雄首相は、2022年9月27日に開催する安倍晋三元首相の国葬について「弔問外交」を実施理由に挙げた。各国から要人が来日すると見込んで“外交の岸田”をアピールしたいのだろう。23年5月に地元の広島で開催するG7サミットも、アジェンダをすでに出している。岸田首相にとって、外交は“自分のウリ”だと思っているようだ。
しかし私から見ると、現在の日本は“外交の軸”を失っていて、漂流状態だ。軸がない最大の理由は、いまだに米国の目線で世界を見ていることだ。
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