絶対に避けるべき友人のタイプ

その際、自分の自己肯定感を上げてくれる相手を選ぶことをお勧めします。

たとえば前向きで、明るく人生を生きている人。あなたを受け入れてくれる人。あなた自身が心を開いて向き合える人。会っていると心から楽しいと感じられる人。一緒に何かを学ぶことができ、成長できると考えられる人……。

これらのポイントから、友だちを選ぶことが大事だと思います。

一番避けるべきは自己肯定感が低く、いつも恨み言ばかりで、他人の悪口ばかり言う人です。

マイナス思考の波動があなたにも確実に伝わり、あなた自身の自己肯定感をどんどん下げてしまうことになります。

他人に依存した自己肯定感を持つ人は多い

他者の評価や基準に合わせているだけでは、本当の自信や自己肯定感=自律性自己肯定感は生まれません。

企業の経営者だとか、会社の役員のような要職に就いている人でも、本当の意味での自己肯定感が低い人がいます。地位や肩書といった社会的な評価に依存して、自分自身の価値基準で自分を認めているわけではないのです。

こういう人にありがちなのが、誰か他の人を否定することによって、自分の価値を上げようとすることです。

比較する相手を限定し、自分の土俵の中で相手を否定してマウントを取ろうとする……。こういうことは、ビジネス社会の中だけではなく、一見仲良しの主婦たちの関係の中でもよくあるのではないでしょうか?

いずれにしても、評価の基準を他者の評価、他者との比較に置いています。相手がいなければ自分を評価できない。

他人に依存した自己肯定感ですから、他者の評価や存在がなくなると、たちまち消えてしまう儚い幻想のようなものなのです。

他人に振り回されないための5つの価値基準

自分の中にしっかりとした価値観と基準を築き、それに合わせて自分で自分を認め受け入れることが必要です。

●自分が生きる上で、何を一番大事な価値として考えるか?
●自分の人生のテーマは何か?
●自分がこれだけは絶対にしない、したくないことはどんなことか?
●どんなことが善悪や美醜であると感じるか?
●どんなことをしているときが一番楽しく、幸福感を感じるか?

以上のような価値基準を自分の中で明確に持つことが、大前提になります。