「未曾有の獣害事件」防ぐことはできたのか

私は多くの熊問題に係わってきて、いくらかは「見通せる」という自負はあった。

3人目の犠牲者が出ることも強く予想し、もし私が指揮官だったら阻止できたと思っているが、現場にいながら4人目の犠牲を阻止できなかったことで、熊追い人生を殴り倒されたような思いがした。

阻止法を執行者に助言できる立場ではないので、HPで発言するしかなかった苛立たしさと、発言していた研究者にはもどかしさ、時に怒りを感じた。獣害というものについてあまりに無知で楽観的だった。