自分が何を望んでいるのかを知る

そして、セルフマネジメントにおいて一番大切なのは「自分が何を望んでいるか」を知ることです。今の結果に満足しているのなら、今のままでいることももちろん選択肢のひとつです。

けれども、もし今とは違う結果を望んでいるのなら、行動の選択肢を増やし、望んでいる結果に到達できるまで実験を繰り返してみてはどうでしょうか。自分の人生を舞台に、どのような行動がどのような結果を生むのか、いろいろと試してみるのです。うまくいかなくても、別の機会に別の選択肢を試してみてください。数多く実験すればするほど、その中に最適解が含まれている可能性が高まります。

ジェレミー・ハンター『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室 Transform Your Results』(プレジデント社)
ジェレミー・ハンター『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室 Transform Your Results』(プレジデント社)

あなたは、苦手な同僚に対してどのような関係を望んでいるでしょうか。良好な関係を持つことを望んでいるのなら、次に電話がかかってきた時に「優先して対応する」という今までとは違う行動を取れるかもしれません。その新しい選択肢は、新しい結果を生みます。さらに、あなたの行動は相手にとっても新しい選択肢を生み出し、新しい結果を生み出すかもしれません。

原則として、「世界を変えたければ、まず自分を変えよ」。

感情的な反応はお互いに影響し合い、つながっています。あなたが苦手だった同僚に対して新しい行動を示すことで、相手の行動も変わるかもしれません。そうすれば、お互いにとってより良い結果がもたらされるはずです。

(構成=山田ちとら)
【関連記事】
指示に従わない「くせもの部下」との1対1面談で、一流の上司が最後にする"最強質問"
人間臭さを消してまで立派なことをやろうと思わないほうがいい…永守重信が「きれい事は続かない」というワケ
「職場の苦手な人」と仕事をしなければならないときに効く…禅僧が教える"心が軽くなる時間の捉え方"
まじめに働いているのに人事評価が低い「95%社員」に共通する"残念な行動特徴"
「さよなら在宅勤務…」出社デーがつらすぎる人は今すぐ取り入れたい3つの生活習慣