仲介業者には、大手と、駅前の小規模な不動産屋の2種類があります。なんのルートもない人が中古住宅を探すのであれば、私は大手のほうをお勧めします。コンプライアンスがしっかりしているので、安心度が高いからです。

そうはいっても、駅前の不動産屋さんは地元に密着していますから、割安な物件や掘り出しものの情報を持っている可能性はあります。ところがそういうところは、飛び込みで行ってもなかなか相手にしてもらえません。もちろん追い返されはしませんが、いい物件を紹介してもらえるとは期待できないでしょう。

街の不動産屋では、まず売れ残っている物件を3つぐらい見せられます。最初にひどい物件を見せて、「なんだ、相場はこんなものなのか」とがっかりさせます。その次に、もう少しいいところを見せて、どれくらいまでなら出せるのかこちらの予算を探る。本命を見せるのはそのあとです。さんざんボロい物件を見たあとでは、たいしたことのない物件もなんだかよく見えてしまう。このテクニックを俗に、「脅し・試し・落とし」というと聞きます。