スマホの中で「知る→調べる→買う」が完結

――いわゆるバズった状態だったと思いますが、「バズる=購入」につながるものなのでしょうか。

そこは製品次第だと思います。われわれとしては開発力に自信がありますので、まずは認知を拡大することを大事にしています。ただ、コメント欄を見ると、一般の方が「使ってみたよ」「こうだったよ」とつぶやいているんですね。ユーザーさん同士で会話がなされていて、疑問や不安が解消されていく。

つまり、スマホの中で「知る→調べる→買う」がなされる。見ず知らずだけど、同じ製品に興味を持った方同士が会話を醸成してくれるんです。そこは今までにはなかった特性ではないでしょうか。

リキッドファンデーション「Fit me」
撮影=プレジデントオンライン編集部
コロナ禍でも過去最高の売り上げを記録したリキッドファンデーション「Fit me」

――今回の成功を受けて、今後はどんな展開を目指していますか。

製品ごと、キャンペーンごとにそれぞれターゲットが異なりますので、どの世代の方をメインにするかによってまた別の戦略を考える必要があります。

ただZ世代、いわゆるデジタルネイティブの年齢もどんどん上がっていきますので、今ここで、デジタルネイティブの世代をタックルすることによって、そのラーニングが中長期的に会社の資産になるとは思っています。

デジタルプロモーションで大切なのは、いかに一般の消費者の方々の会話を醸成できるかというところです。そのきっかけをブランドとしてどのようにつくっていけるか。もちろん消費者の方も変わっていくので、その変化をしっかり捉えて、私たちも変わり続けていく必要があると思っています。

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