「一般NISA」は株式投資経験者の方が使いこなせる

一般NISAでは、投資信託のほか、株式やETF、REITも買うことができます。一般NISAの口座は銀行や証券会社で開設できますが、銀行では投資信託のみ、証券会社では投資信託、株式、ETF、REITを取り扱います。1年あたりの非課税枠が120万円あるので、たいていの株式やREITを買うことができます。

非課税期間は5年間。株式によっては、いったん値下がりすると5年間回復しないこともありえます。値上がりが見込めそうな株式を短・中期で持って非課税期間中に売る、価格変動があまり大きくなく安定して配当金が出る株式を買って非課税で配当金を受け取るなど、株式投資の経験がある人のほうが使いこなせるでしょう。

一般NISAでも、投資信託の積立や購入が可能です。積立以外の買い方をするときも、一度に買わずに何度かに分けて買うことをおすすめします。投資信託の品ぞろえは、金融期間ごとに異なります。現在の仕組みで利用できるのは、2023年まで。2024年以降は、仕組みを変更して継続されます。

*配当金を証券会社の口座で受け取る「株式数比例配分方式」を選択していることが条件。