当たり前だが、社長・役員となって功成り名を遂げる勤め人はごく少数。それ以外の40代、50代にとって、会社で勝負がついた後の人生の長さが、下手をすると入社から現在までに匹敵するのは悩ましいところ。これまでの会社人生を振り返り、アイデンティティが確立されないまま、定年を迎えることに不安を覚える人も少なくないという。「プレジデント」(2022年6月3日号)の特集「『捨てない』生き方」より、記事の一部をお届けします。
「オレもここまでかな」と思ったらやること
“40~50歳代の大部分の何者にもなれない大多数の勤め人”“キャリア論は若者向けばかり”(すらたろう@sura_taro)――2022年2月、中高年の悲鳴とも哀愁とも取れる呟きが、ツイッター上で注目を集めた。
当たり前だが、社長・役員となって功成り名遂げる勤め人はごく少数。それ以外の大多数は、世間的にはただの人だ。そうした人々が「何者にもなれなかった人」に当たるのであろう。
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