また「皇族利用」と批判されかねない
「眞子さんがMETで働いているのは間違いない。ただし正規職員ではなく、一般の雇用契約を介さない形で働いている。カーペンター氏のアシスタントとして、業務委託のような契約になっているのでは」
週刊文春によれば、眞子さんの就職の調整は、在NY総領事館も交えて行われたという。先の関係者もこう語る。
「いまはフルタイムではない契約ですが、眞子さんが将来的に、常勤の正規職員を目指す可能性は大いにあります」
皇室総がかりで、眞子さんの生活の面倒を見るという構図になっているようだ。
そこに秋篠宮家の“ご意向”があるのかどうかは分からない。秋篠宮は、
「眞子さんは博士号も持っておらず、世界中から優秀な人材が集まるMETで、いきなり正規職員として働けるほどのキャリアは無い。だからこそ、もし眞子さんが正規職員として採用されたら、国民から『元皇族という立場を利用して就職した』と見られかねない。秋篠宮さまは、そう危ぶまれているのです」(秋篠宮に近い人物)
気持ちは分かるが、眞子さんがなにをやっても、そういわれることは間違いないのだから、ここは黙って見ていたほうがいいと思う。
父親の思いはどうあれ、眞子さんにとって、生活ができなければ、帰国しなければならなくなる。その瀬戸際にまで追い込まれているのだ。使えるツテはすべて使って、何としてでもニューヨークで生きていってみせる。そんな“覚悟”を決めたのではないか。
「5点足りず」と表現した小室圭さんの弱さ
さて、そんな切羽詰まった心境に眞子さんを追い込んだ“元凶”である夫はというと、彼女に比べると何とも心もとないのである。
米国留学などを支援してきた奥野善彦弁護士に小室さんから電話連絡があり、「残念ながら落ちました。合格点に5点足りずとても無念です」「次は7月に挑戦します。しっかりと頑張ります」(NHK 4月15日)と伝えたというのだ。
この「5点足りず」というところに、彼の弱さが表れていると、私は思う。
1点でも合格点に達していなければ不合格なのだ。未練たらしく、「もう一息だったんですよ。運が悪かっただけなんだ」といわんばかりではないか。「潔さ」というものがこの人間にはやや欠けるようだ。
それに何度でも試験を受けられるからといって、7月まで仕事はどうするのだろう。続けながら受験勉強もし、眞子さんと新婚生活も楽しむというのでは、甘いというしかない。
私の知り合いの弁護士の中にも、司法試験に合格するまで、妻に食べさせてもらっていた、ヒモ状態だったというのが何人もいる。
小室圭さんは、次も落ちたら、もう一度大学へ入りなおすなどといい出すのではないか。