大河ドラマ通のボクが「歴代ベストワン」と思う作品
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がついに始まりましたね。
平安時代の末から鎌倉時代の初め、権力が貴族から武士に移る激動期を、鎌倉幕府の2代目執権・北条義時を主役に据えて描く。
義時を演じる小栗旬さんや北条政子役の小池栄子さん、源頼朝役の大泉洋さんたちが登場する番宣から、例年以上のNHKの力の入れようを感じました。
昨年末の紅白歌合戦も司会が大泉洋さん、審査員席に脚本の三谷幸喜さんと小池栄子さん、そして舞台上では平清盛役の松平健さんが「マツケンサンバII」を歌い踊る。実に豪華な揃い踏みでしたね。
YouTubeの『松村邦洋のためにならないチャンネル』やNHKラジオ『DJ日本史』で、日本史の蘊蓄をあれこれ語らせていただいていますが、大河ドラマは小学生の頃から毎年毎年ずっと観続けてきました。
特に今回の『鎌倉殿』については、これを観なきゃ死ねない! というくらい待ち遠しかったんです。
なぜなら、ボクが1番好きな時代は鎌倉時代。そのきっかけとなったのが43年前、小学校6年生の時に観た『草燃える』(1979年)でした。
北条政子役の岩下志麻さんが主演で、鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝役が石坂浩二さん。それに滝田栄さんが演じた架空の人物で、憧れの政子を奪った頼朝をつけ狙う“影の主役”伊東祐之の存在がすごくよかった。
ボクにとっての歴代大河ドラマのベストワン。これまでに総集編のDVDを、もう何百回も観ていますよ。