ものごとを一人で決めるな

心理学者コックとフレンチは、職場内での変化に対する抵抗を克服する方法として、意思を決定したり目標を設定する場にメンバーを参加させることを提唱した。

人は、言われたことを言われたとおりにやるよりも、取り組んでいる仕事に自分の意見や考えが反映され、自分の裁量によって仕事をすすめるほうが意欲が高まる。なぜなら、計画に自ら参加することで目標に対する理解が深まり受け入れやすくなる結果、仕事へのコミットメントが高まるからである。「これは私自身の目標なのだ」と思うからこそ積極的に達成するために努力するし、また、状況が変化しても臨機応変に対応しようとするのである。

もしあなたが、管理職にはなったものの、なぜか部下がついてきてくれずに空回りしていると悩んでいるなら、ものごとを一人で決めずに部下に相談し、部下を仲間に引き入れ、部下と責任を分かち合えるように変わることが大切である。