「男らしさ・女らしさ」は撤廃すべき悪なのか

ついでに解説すると、「女にはおごらない未婚男」の特徴とは、「知性に自信がある」「損得勘定で物事を考える合理主義者」「オタク気質」というものになります。オタク趣味を持ってそちらにお金を費やしていれば、そもそも「デートで全おごり」という行動も出費も合理的ではないのです。

「デートで男がおごるべきか否か」に普遍的な正解などありません。どんな環境にいるどんな2人の関係性なのかによって相対的に決まるものであり、論争自体が愚かなことなのでしょう。

昨今、男女平等が叫ばれ、「男らしさ・女らしさ」という男女規範はまるで撤廃すべき悪のように言われています。「男は男らしさから降りろ」と言う人までいます。しかし、こと男女間の恋愛において、それぞれが自分の男らしさ・女らしさを訴求しようと努力することは決して否定されるべきことではありません。良し悪しの問題ではなく、少なくとも、男女規範の強さと恋愛強者度とは強い相関があることは事実です。

さて、あなたはおごりたいですか? おごられたいですか?

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