家事代行サービスのパイオニア「ベアーズ」取締役副社長で、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などの家事監修を手掛けたことで知られる家事研究家・高橋ゆきさんは「コロナ禍で共働き夫婦が悲鳴を上げています」と警鐘を鳴らす。いま日本の夫婦に何が起こっているのか。“現場”から見えてきた意外な実情とは——。
悲鳴を上げる「共働き夫婦」
緊急事態宣言で保育施設や学校が臨時休園や保育提供の縮小・休校となった2020年3月上旬、私たち「ベアーズ」は、東京23区内に在住する100組のご夫婦に無償の家事代行サービスの提供を決めました。
自社のホームページ上で希望者を募ったところ、わずか4時間半で枠が埋まってしまいました。その後も家事代行の問い合わせは日に日に増え、同年10月には問い合わせ件数が前年比120%増に……。
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