パターン②:時間さえあれば、仕事はできるという思い込み

通常の勤務時間内に仕上げようとせず、残業することを前提に仕事をする人がいます。

例えば、

・提出期限が迫っていても、残業すれば何とかなると思って仕事をしている
・残業が度重なり睡眠不足で作業効率が落ち、悪循環にはまっている
・仕事が進まないため休日も出勤しているが、進展しているように見えない

といった傾向があります。

時間さえあれば、仕事はできると思い込んでいる人に見られる傾向です。いくら時間があっても仕事の段取りが悪ければ、期日までに仕上げられないことに本人が気づいていません。真面目な人が多く、残念なタイプです。

腕時計
写真=iStock.com/Hanasaki
※写真はイメージです

段取り不足、時間配分の大間違い……

パターン③:仕事に取り掛かるまでに時間がかかる

作業手順が決まっているルーティンワークなら得意なのに、自分で最適な方法を考えて進める新しい業務になると、取り掛かるまでにやたらと時間が掛かってしまうタイプです。

・これまで前任者の仕事の仕方をそのまま踏襲してきた
・マニュアル通りに仕事を進めることが仕事だと思い込んでいる
・自分で仕事の段取りを考えたことがない
・ルーティン業務を仕事だと思い込んでいる

といった傾向があります。

進め方が決められている作業と、自ら創造的に仕事の段取りを考えて進めていく仕事との違いを理解していない人です。

パターン④:ネット上で答えを探し続けている

ネット検索時代の弊害なのですが、ネットで調べればそこに答えや作業手順などが見つかると信じ、自分の仕事の仕方を探し続けるタイプです。

・PCに向かって熱心に検索しているが、動いているのはマウスだけ
・自分で考えず、ネットで見つけた記事をそのまま引用・転載している
・裏付けのない情報やブログの記事を仕事の資料として使ってしまう

といった傾向があります。

情報収集は必要ですが、自分で考える前にネット検索していては、必要とする情報に巡り合えないことが増えてしまいます。