新刊『決断力』で論じていること
今回はオリパラ問題に関する総まとめのような質問で、これまでの本メルマガの振り返りになるのと、さらに6月29日発売の新刊『決断力』(PHP新書)の宣伝にもつながるので大変ありがたいです。
「そんなこと言って、この質問は最初から仕組まれていたんやろ!!」と言われそうですが、本当にこの質問は編集側から、僕の番組発言などをウォッチしてくれた上で、その時の一番ホットな時事問題に関するものを出してくれているんです。
6月29日発売の新刊も、本メルマガの共同配信者であるプレジデント社から発売されるのではなくPHP社から発売されるので、このメルマガで宣伝してもプレジデント社には利益になりませんからね(笑)
まあ、この質問に対して、僕が強引に新刊の宣伝に持っていっているということもありますが、それでも今回の質問・回答は、まさに新刊『決断力』で論じている柱になるところです。
ちなみに発売日の6月29日は僕の誕生日で、ここもPHP社が考えてのことなのか。しつこく言えば言うほど信用性がなくなるかもしれませんが、この点も僕がお願いしたことではありませんからね!!
なぜ直接議論することが必要なのか
さて本題。
オリパラに慎重なコロナ対策分科会の代表である尾身さんと、オリパラ開催まっしぐらに突き進んでいる政府が直接議論することがなぜ必要なのか。
結論を先に述べると、それは「誰にも真の正解がわからない中で解を導くために必要不可欠なプロセス」だからです。
正解がわかる解を導くのは簡単。あとはそれを実行するだけ。これは『実行力』(PHP新書)で書きました。
では、正解がわからない場合にはどうするか。
(ここまでリード文を除き約700字、メールマガジン全文は約1万500字です)
※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.251(6月15日配信)から一部を抜粋したものです。気になった方はメールマガジン購読をご検討ください。今号は《【オリパラ開催問題】政府は尾身会長らと徹底議論を! 正解がわからない中で解を導くための必須プロセス》特集です。