毎日の「1行日記」で、自分は変えられる
第2位は、『1行書くだけ日記』でした。
あなたは、「いつの間にか成長している人」と「いつまでも停滞している自分」を比べて落ち込むことはないでしょうか。もし自分が成長できていないような気がするなら、本書から多くの学びを得られるはずです。
著者の伊藤羊一氏によると、成長できる人は、普段の何気ない会話や日常の経験から常に気づきを得ているのだそう。一方、「自分の平凡な毎日に学ぶことはない」と思い込んでいる人は、なかなか成長しないのだといいます。
では、平凡な毎日から学ぶためにはどうすればいいのでしょうか。本書で勧められるのは「1行日記」を習慣にすることです。1行日記のやり方は簡単。毎日、その日に起こったことを1行だけ書き、書いたことを振り返ってみるのです。
ポイントは「やったこと」を書いた後に、その内容を「自分にとってどんな意味がある?」という問いを持って「振り返る」こと。こうすれば、ただ目の前を過ぎていくはずの事象をすべて自分ごととして考えることができるようになり、多くの学びや気づきが得られます。
今の自分に満足していない人は、まずはスマホのメモアプリに「1行日記」をつけることから始めてみませんか。きっと半年後には、新しい自分に出会えているはずです。