どうすれば子供の学力は高くなるのか。白梅学園大学子ども学部の増田修治教授は「学力=認知能力を高めるためには、非認知能力を伸ばすのが効果的。たとえば『次の野菜や果物は水に浮くか、沈むか』というクイズが役に立つ」という――。

※本稿は、おおたとしまさ・監修、STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ・編集『究極の子育て 自己肯定感×非認知能力』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。

虫眼鏡で木を見ている女の子
写真=iStock.com/Hakase_
※写真はイメージです

筆記テストで測ることのできない力

学力のように、テストで測ることができる力を「認知能力」、テストで測ることのできない力を「非認知能力」と呼びます。この非認知能力は、これからの社会を生きていくためにとても重要な能力だといわれています。

とはいえ、明確にイメージしにくいという人も多いでしょう。非認知能力がどういうものかを知ってもらうため、まずは次のクイズに挑戦してみてください。

Q:次の野菜や果物は水に浮くか、沈むか
1.ピーマン
2.キュウリ
3.ナス
4.バナナ
5.リンゴ
6.ニンジン
7.ジャガイモ

これは、わたしが4歳の子どもたちに出したクイズです。実際に水槽を用意して順番に答えを確かめながら進めました。

ピーマンは水に浮きますよね。4歳児も多くが正解しました。ところが、次のキュウリは子どもたちの答えがけっこうわかれました。正解は次のナスも含めて浮きます。大人であれば、料理中にこれらを洗うときに水に浮かぶ様子を見たことがある人も多いでしょう。

それでは次のバナナとリンゴは? このふたつも浮くんですね。では、子どもたちはニンジンについてはどう答えたでしょうか。