お互いが納得する「魔法のひと言」

従来の「男性」を生きるのも1つの選択肢ですが、一億総活躍時代を生きる女性はもっと自己実現したいと思っています。だからこそ夫のご主人様のような態度にイラつくのです。サステナブルな関係を築きたかったら新しい「男性」を生きる選択肢もありかと思いますが、いかがでしょうか。

砂浜を手をつないで歩くシニア夫婦
写真=iStock.com/Jacob Ammentorp Lund
※写真はイメージです

最後に家事育児をもっとやってほしくて、大変さを察してほしい妻に対して最も効果的な言葉を共有したいと思います。この言葉には新しい「男性」に必要なことが詰まっています。

それは「僕の仕事は何?」

おそらくこれまでは「何か手伝うことある?」と言っていたと思います。でもこれは言った瞬間に家事育児は妻の仕事である、と限定するご主人様的な発言です。手伝ってもらう程度では妻の生活は回っていきません。もっとやってほしい、それも主体的に。

だからあえて「仕事」という言葉を使います。「仕事」と言った瞬間、それは自分の責任になります。自ら責任を求める主体性もあります。また「分担・役割」の意味も含みます。こうして平和にお互いが納得する家事育児の分担ができるようになります。

従来の「男性」を演じるのをやめ、「僕の仕事は何?」で自分らしい今時の「男性」を作り上げ、家事育児に積極的に参加し、ぜひとも妻に愛され感謝される夫になって在宅勤務時代のサステナブルな夫婦関係を築いてくださいね。鍵は夫が握っています。応援しています。

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