「世紀の一戦」予想はこれだ!

ここで僭越だが、私のジャパンカップ予想をご披露しよう。

まず、3歳と古馬の力をどう見たらいいのか。今年の3歳と古馬の混合レースでは、3歳が古馬を蹴散らしているという印象が強い。

確かに今年の3歳馬は相当な力があるとみていいだろう。では、古馬の超一流馬との比較ではどうか。

一つの物差しは、先週の日曜日行われた「マイルチャンピオンシップ」にあると思う。レースはルメール騎乗の4歳牝馬グランアレグリアが爆発的な瞬発力で勝った。

アレグリアといい勝負をするといわれていた3歳牡馬のサリオスだが、デムーロ騎手のまずい騎乗もあったが、2馬身離されての5着に沈んだ。4番人気になった3歳牝馬のレシステンシアは8着。

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サリオスはコントレイルといい勝負をした牡馬。レシステンシアは桜花賞でデアリングタクトから1馬身差の2着だった。

アーモンドも安田記念(6月7日)でグランアレグリアに2馬身差をつけられて2着だったが、出遅れて馬込みに入り、出るに出られなかったことを考えれば、同程度ぐらいには評価できると思っている。

それに、菊花賞でコントレイルを首差まで追い詰めたアリストテレスに騎乗していたのがルメールだから、コントレイルの力量は掴んでいるはずだ。

コントレイルとデアリングタクトの力はほぼ互角だと思うが、今回はコントレイルが55キロなのに、デアリングは53キロと2キロも軽いのは有利なはずである。

レース序盤、3強はペースを守るか

レース展開は、1番枠に入ったカレンブーケドールが逃げ宣言しているから、行くのではないか。キセキも逃げたことがあるから、浜中騎手が気合いを付けてハナに立つかもしれない。そうなればカレンは番手(2番手)で折り合いをつけ、直線入り口あたりで抜け出す戦法を考えていると思う。

先に触れたように、3強、2強対決で、穴を出すのは先にいった馬であることは間違いない。

今回の3強は、どれも末脚に自信を持っているから、後ろの馬では勝負にならない。
ジョッキーたちがみなそう思っていると、先行争いが激しくなることも考えられるが、2400メートルの長丁場だから、ペースはそう速くはならないはずだ。