イタい装いは周囲も注意できない

2.年相応の服を選ぶ

本人が気づきにくい、とても厄介な問題が、周囲から見て、いわゆるイタい装いです。それは実際の年齢、そして『見た目年齢』でも考えていくべきでしょう。自身の見た目を客観的に検証できる力を持てるか持てないかで、他人からの好感度はもちろん、わきまえた女性としての評価にも大きく差が出てしまいます。

素材選びや露出度など、本人はなかなか気づかないことも多いのですが、それより何より、ご自身が受け入れたくない事実だからなのかもしれません。10年前と変えられず、ご自分が一番綺麗だった頃、モテ期の時の服装やメイクを、ずっと引きずる……という事態になってしまうのです。

また、スタイルに自信がある方の露出度合いもエスカレートしないよう気をつける必要があります。加えて周りもそれを注意できない……ということから、さらに勘違いファッションが続いてしまうわけですね。イタい女性と思われないよう、常に客観視できる自分でありたいですね。

3.TPOに合わせた装いをする

『TPO』とは常に耳になさっているものの、本当に日々意識して服、靴、バッグ、アクセサリーが選べていますでしょうか? その場に違和感のない装いは言うまでもありませんが、彼と出掛けるシーンに合わせて、この『TPO』を察知できる感覚を持ち合わせることはとても大切です。

いくら彼がお好きそうな装いとはいえ、まずは、周りの方に違和感を与えないことがベースです。その上で、華やかであったり、エレガントであったり、また、粋であったり……と、他の方とは「ちょっと違う」と思わせるチャーミングな女性でありたいものです。

女性にとって雨の日の装い対策は必須

4.雨の日対策もしっかりと

女性はその日のお天気で装いが大きく左右されることもあるでしょう。雨の確率が高ければ、まずは靴選びから始めないとなりません。たとえ、靴一足を変えるだけであっても、トータルバランスを考えると、ほとんどすべての服をチェンジしなくてはならないといった残念な事態も考えられます。

デートの前日に天気予報をご覧になった時、これまでの準備がすべて水の泡、となり、ワードローブを広げて途方に暮れてしまう……ということも。となると、やはり装いのバリエーションをある程度ご用意していないと、デート直前の不安材料となってしまいますね。もし不本意なスタイルで出掛けてしまった場合、デートの間中気になって、堂々とふるまえなかった、などは避けたいものです。どうやら、女性にとって雨の日の装い対策は必須でしょう。

5.羽織ものや小物で差し色を入れる

映画館やレストランなど、場所によっては冷暖房が強く効いていることも少なくないですね。特に、真夏や真冬はエアコンの効き具合によって室温の差が激しくなるので、装いにはご注意が必要です。となると、脱ぎ着しやすいものや、ちょっと羽織るものまでコーディネートを熟考することが必要になってきます。

カーディガンやストール、大判のスカーフなど、私たちは普段、使い回しの効く『何にでも合う色』を選びがちです。もちろんそういった万能なものをひとつ持っていると安心です。が、その定番にプラスして、鮮やかな色や綺麗目カラー、インパクトがありそれを羽織るだけであなたの華やかさが一層増し、彼がハッ! となさるような服飾品も、ご用意されてみてはいかがでしょうか?

羽織った瞬間にあなたの顔まわりがパッと明るくなったり、雰囲気がガラッと変わったり、と1日で2度、彼の目を楽しませられるというのも女性冥利に尽きますね!