「ポジティブ閻魔帳」D査定社員への期待のかけ方

<strong>カネボウ化粧品代表取締役兼社長執行役員 知識賢治<br></strong>1963年、兵庫県生まれ。85年、同志社大学法学部卒業後、鐘紡(現カネボウ化粧品)入社。マーケティング、企画などの業務を経験。98年4月、リサージの社長に就任。2004年3月、カネボウ化粧品事業本部長。04年5月、カネボウ化粧品の社長に就任。リサージ時代から、女性部下を多く持ってきた。成功・失敗ともに当時の経験がいまに活きている。
カネボウ化粧品代表取締役兼社長執行役員 知識賢治
1963年、兵庫県生まれ。85年、同志社大学法学部卒業後、鐘紡(現カネボウ化粧品)入社。マーケティング、企画などの業務を経験。98年4月、リサージの社長に就任。2004年3月、カネボウ化粧品事業本部長。04年5月、カネボウ化粧品の社長に就任。リサージ時代から、女性部下を多く持ってきた。成功・失敗ともに当時の経験がいまに活きている。

子会社「リサージ」の社長を務めていた頃、半期に1度、教育担当者の女性約10名との間で考課後面接を行っていた。面接の場では、厳しいことも言わなければならない。

彼女らは全国に散らばって勤務しており、直接会って話をする機会は多くても月に2~3度だった。