日本はかねて「ハレとケ」(「ハレ」は祭りなどの非日常、「ケ」は普段の日常)がキッチリと線引きされており、いってみればハロウィーンだって明らかに「ハレの場」です。
その「ハレの場」を思いっきり楽しむことが許されないこのご時世では「思いっきり騒げないけど、いろいろと抑えながら祝う場を用意しましたよ」という形にするよりも、そのエネルギーを数年後に持ち越したほうが楽しみは増えるのではないか、なんて思います。筆者はハロウィーンの現場にあまり足を運んでこなかったからこんな発想になってしまうのかもしれません。
ドイツの教訓「今年は自宅で過ごそう」
冒頭の通り、ドイツでは悪魔を追い払うはずだったカーニバルがコロナウイルス感染者拡大という悪夢を引き起こしてしまいました。そういったことを考えると、やっぱり自宅から#StayVirtualに頼らざるを得ません。
10月末の深夜に家のPCやスマートフォンの前で「どんちゃん騒ぎ」をしている若者がいたら、今年ばかりは「騒音トラブル」などとクレームを入れず、大目に見てあげてはいかがでしょうか。