今日本は「多死社会」を迎えている。現在、年間100万人以上が亡くなっており、2040年の死者数は約170万人にのぼるという。そんな中で注目されているのが、人生の終末を迎えるための活動、「終活」である。
遺言書のセットに加え、自分の死について書き込む『エンディングノート』(左)も好評。
「もともと終活は、核家族化が進む中で、離れて暮らしている子供たちが困らないように遺言を残しておこうというのが始まりでした」と話すのは、第一生命経済研究所主任研究員・小谷みどりさん。「今はそれがさらに発展し『死の準備をすることは、自分の人生を振り返る、あるいは再発見する作業になる』として、終活の意味が広がってきています」と指摘する。
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