「真実か否かがわからない」例も

2016年の大統領選直前、トランプ氏がNBCの番組の収録現場で「スターならやらせてくれる。何でもできる」などと卑猥な女性蔑視発言をする動画が流出。トランプ氏は当初、この発言を認めていたものの、大統領就任後に上院議員や側近に「動画はディープフェイク動画だった」と言っている。このように、不都合な動画などを「ディープフェイク動画」と主張する例も出てきている。

ソーシャルメディアでのフェイク動画拡散を防ぐため、Facebookはディープフェイク動画を削除する方針をとるなど、SNS企業も対策を進めている。本物かどうかを見破るAIもないわけではなく、米Microsoftなどが動画の偽造を自動検知するソフトを発表している。しかし、話はそう単純ではない。ディープフェイク動画を作成する技術も年々精度を増しているためだ。

少し前までは、ディープフェイク動画は瞬きが少ないのでわかると言われていた。しかし、最近は瞬きで見分けることはできなくなっている。現状、確実にフェイクとわかるための方法はないし、たとえ今はわかっても今後は本物と見分けがつかなくなる可能性がある。

高精度のディープフェイク動画から身を守るには

精度の高いディープフェイク動画を作成するためには、大量の写真や動画が必要だ。SNSでそのようなものを不特定多数に公開していると、このようなものを作成されるリスクにつながることは忘れてはならないだろう。

ディープフェイク動画の登場で、たとえ動画があっても、その情報が真実か否か見分けることが難しくなっている。ディープフェイク動画というものが存在することを知り、たとえ気になる動画があっても即座に信じないことが大切だ。安易にシェアなどはせず、本物かどうか確認する癖をつけるべきだろう。

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