満員電車では携帯の写真で演習本をチェック

受験時代の私のカバンの中にはすき間時間を有効活用するために、○×問題のカード(一束100問程度の問題が入っているもの)やちょっとした演習本は必ず入っていました。また、演習本が開けない満員電車などでは、読みたいページを事前に携帯電話で撮影し、写真としてストックすることで、そのページを電車の中で携帯電話を使いながらチェックしていたこともあります。

カード
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そのうえで、すき間時間以外の時間、1時間半以上のまとまった時間が作れるときは必ず机に向かってしかできないような学習をするのがポイントです。

机に向かってしかできないような学習は、すき間時間でできるような学習と比べると、必然的に頭を使う内容の学習が多く、どうしても気合を入れないとなかなかやる気が起きません。そのため、ついつい机に向かう際も、気を付けないとすき間時間でできるような学習の反復を行ってしまう危険性があります。もっとも、まとまった時間にもすき間時間でできるような学習をしてしまうと、新しい知識のインプットがおろそかとなってしまうので、その点に配慮しながら学習計画を練るのが重要となってきます。

実際、私はまとまった時間には、すき間時間でわからなかった知識を基本書等でじっくりチェックしたり、新しい論述問題をバンバン解いたり、よく間違える点のまとめノートを作ることなどに時間を使っていました。

ノート
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2.暗記物は寝る前に集中的に行う

寝る前にみなさんは何をしているでしょうか。なかには携帯のチェック等に時間を使っている方も多くいるのではないでしょうか。

寝る前の時間を無駄にするな。これは、私が幼いころに母親によく言われていた言葉です。これは寝る前に見た知識というものが一番人の脳裏に焼き付くからだと母親は言っていました。

このような母親の教えもあり、私自身、保育所などに通っていたころは、英語の文を夜に1ページ読んだあとに次の朝にもう一度読んだ内容が頭に入っているかをチェックするという学習手法で暗記を効率化していました。

今でも法律の学習等、他に何か暗記をしておくべきものがあるときには、夜にその暗記したい部分を読み、眠りにつくまでその読んだ部分を頭の中で復唱します。イメージとしては、眠れないときに羊を数える感覚です。何度も復唱しているうちに、気が付いたら深い眠りに入っています。そして、次の日の朝、まだ眠くて起きられないときに、頭の中で夜に復唱した内容を覚えているかを復唱してみたりしています。そして、覚えていない部分はそのまま朝の数分を用いて再確認をします。

暗記
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ポイントとしては、覚えていない部分があった場合に、そのままにして一日をスタートするのではなく、必ず数分でいいのでその内容を再確認するということです。覚えた内容を忘れるのは人である以上、しょうがありませんが、忘れた内容をそのままにするということは勉強においてはあってはならないことです。

寝る前暗記術に限った話ではありませんが、基本的に何か勉強をしている際に、「あれ何だっけ?」って思ったら、必ず基本書等でその疑問点をつぶす。めんどくさがらず、コツコツとこのような知識確認を継続することこそ、知識定着への近道です。