運動も感染症に負けない体づくりには欠かせない

厚生労働省は「健康づくり運動」として「健康づくりのための身体活動基準2013」を発表しています。そこでは全年齢層における身体活動(生活活動・運動)の考え方として、以下の内容が挙げられています。

郊外の人気のないところで1人で散歩をするのはOK
PIXTA=写真
郊外の人気のないところで1人で散歩をするのはOK

①現在の身体活動量を少しでも増やす(例えば今より毎日10分ずつ長く歩くようにする)。
②運動習慣をもつようにする(具体的には30分以上の運動を週2日以上行う)。

まず①について厚生労働省は『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』をメインメッセージとし、ハードルを下げて、できるところから始めようという声かけを行っています。

厚生労働省は主に生活習慣病の予防を念頭に日ごろからの運動を奨励していますが、免疫細胞を含む体の機能を正常化するためには、生活習慣病を遠ざけることも重要になってきます。いわば生活習慣病は万病のもと。その意味で、運動も感染症に負けない体づくりには欠かせません。