日本語の「恐れ入りますが」を英語で言うにはどうするか
言いにくいことを言うときのクッション言葉
反対意見を言う、相手にとって不都合なことや残念なことを伝える、断るなど、言いにくいことを言うときには発言の文頭にクッション言葉を添えて丁寧に伝えます。
言葉通りクッションで覆うイメージで、日本語で言う「恐れ入りますが」「残念ですが」などと同じように、その次に続く発言からの「衝撃」をやわらげたり、相手に心の準備をさせてから伝えるという思いやりです。
Iʼm afraid that...
申し訳ございませんが…/恐れ入りますが…
Unfortunately, ...
残念ながら/あいにく…
Iʼm sorry to trouble you, but...
お手数をおかけいたしますが…
申し訳ございませんが…/恐れ入りますが…
Unfortunately, ...
残念ながら/あいにく…
Iʼm sorry to trouble you, but...
お手数をおかけいたしますが…
角が立たないように「断る」方法
「難しいです」の直訳は伝わらない
日本語では、相手に直接的に断るのを避け、角が立たないように「難しいです」と婉曲的に言うことがあります。しかし、これを英語でThat would be difficult.と直訳しても、その裏にある本音や気配りは伝わりません。文字通り「それは難しいです」と受け取られ、人によっては引き受ける前提で「やるけれど、(その作業や内容などは)難しいです」と捉えられるかもしれません。繰り返しになりますが、ビジネスでは曖昧なまま相手を迷わせて誤解させてしまうのは危険です。丁寧に表現しつつ、はっきりと伝えましょう。
本当に考えたいときは、以下のようにその旨を伝えます。
Iʼd like to think about this a little further.
もう少し考えたいです。
Can I get back to you on this tomorrow?
明日お返事してもよろしいでしょうか?
もう少し考えたいです。
Can I get back to you on this tomorrow?
明日お返事してもよろしいでしょうか?