「発言の内容がわからない」とI don’t understandと言うとマズいワケ
●会議中:議論についていけないときの賢い対応
会議の議論についていけないとき、「発言の内容がわからない」と伝えたくて次のように言うと、率直すぎて少し攻撃的なイメージになってしまいます。
I don’t understand.
わかりません。/理解できません。
わかりません。/理解できません。
文脈によりますが、相手が意見を言った後にこれを言うと、「あなたのことが理解できない」というニュアンスで、個人的なコメントと受け取られる可能性があります。
そこで、次の太文字部分のようなクッション言葉を添えて伝えるとこのニュアンスが薄まります。これに「タイムリーに理解の確認をする」の表現をプラスすると、相手の話を理解したいという姿勢が伝わり、相手に不快な思いをさせずに再度説明をお願いすることができます。
I’m sorry, but could you please repeat that?
申し訳ないのですが、もう一度おっしゃっていただけますか?
I’m afraid I don’t understand correctly.
恐れ入りますが、(自分は)正しく理解できていないと思います。
I’m afraid I’m not following what you’re saying.
恐れ入りますが、おっしゃっていることがよくわかっていません。
申し訳ないのですが、もう一度おっしゃっていただけますか?
I’m afraid I don’t understand correctly.
恐れ入りますが、(自分は)正しく理解できていないと思います。
I’m afraid I’m not following what you’re saying.
恐れ入りますが、おっしゃっていることがよくわかっていません。
●会議中:質問に答えられないときにピンチを救う表現
すぐに答えられないときは、let me seeや間を使ってワンクッション置くことができます。要するに時間稼ぎですが、考えてもわからないときは、I don’t know(わかりません)だけで済ませるとそこで終わりになってしまうので、調べる、または確認をしてから追って回答をする旨を伝えます。
その際は、次のような表現をヒントに乗り切ってみてください。
I’m afraid I don’t know.
申し訳ないですが、わかりません。
※できれば、ここで終わらせず、I’ll get back to youなどと伝えて次につなげるようにします。
I’m afraid I’m not too familiar with this.
申し訳ないですが、これに関してはあまり詳しくありません。
I’m not too sure (about that).
(それについては)よくわかりません。
※確信を持てないとき、はっきり言えないときに使います。
申し訳ないですが、わかりません。
※できれば、ここで終わらせず、I’ll get back to youなどと伝えて次につなげるようにします。
I’m afraid I’m not too familiar with this.
申し訳ないですが、これに関してはあまり詳しくありません。
I’m not too sure (about that).
(それについては)よくわかりません。
※確信を持てないとき、はっきり言えないときに使います。