今のやり方の延長では年収は3倍にはならない。gooリサーチとの共同調査の結果をビジネスの異才が解説、高収入社員に共通する25のコツを抽出した。
メモと記録のコツ1~5
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メモと記録のコツ1~5

新聞などを見て目にとまった記事のタイトルやキーワードを書くのは1500万円以上で32.6%、500万円台では20.8%と1.5倍以上の差(メモと記録のコツ2)、気になった新聞記事を切り取ったり、破り取っている人は1500万円以上で24.7%、500万円台で16.7%(メモと記録のコツ3)との結果が出た。しかし切り取る場合でも、切り取っただけで満足してしまっている人が多いように思う。それでは何のために切り取ったのかわからなくなる。私の場合は、切り取る代わりに、記事を要約してメモするようにしている。それらのメモを折に触れ見返す習慣も大切だ(メモと記録のコツ4)。

本を読むときでも、私の場合は注目した部分をノートに書き写す。1ページまるまる写したりもする。何のために注目したのか、要するにどういうことなのか、それも一緒に書きとめるのである。

こうして新たな発想の種が生まれる。それは、アイデアをひねり出すためのキーワードである。アイデアを生むためには、考える時間を別にとらなければならない。私の場合、その手段の一つとして、メールマガジンを活用している。書くという作業は、アイデアをまとめるのに非常に役に立つ。メールマガジンの執筆という作業は、まとまった量を定期的に書くことになるため、思考を整理するのにうってつけである。

読書と勉強のコツ1~5
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読書と勉強のコツ1~5

読書と勉強のコツで注目すべきは、すぐに役に立たない本をどのくらい読んでいるかを聞いた設問だ。ビジネス本以外に、文学、科学、歴史、哲学などの教養本を意識して読んでいるでは、1500万円以上が51.4%と過半数であてはまる、どちらかというとあてはまると答えたのに対し、500万円台では29.5%と差が開いた(読書と勉強のコツ3)。