リーマン・ショック以来、閉塞感を打開できない日本の地方経済。成長を続ける新興国とのダイレクトな結びつきこそが地方再生の道、と筆者は説く。

現在の不況と世界大恐慌の共通点と相違点

2008年9月のリーマン・ショックに端を発した世界同時不況が長期化するなかで、日本の地方経済は疲弊の色を濃くしている。別表は、日本銀行が3カ月ごとに発表する「地域経済報告」(いわゆる「さくらレポート」)の地域別景気判断を、07年1月~10年1月の時期について一覧したものである。