2009年3月期の中間決算発表は、電機大手各社にとって軒並み厳しい結果となった。液晶テレビの国内トップであるシャープも例外ではない。同社の08年度の連結営業利益は前期比29%減の1300億円となる見通しだが、さらに下振れしそうだ。
同社は、国内携帯電話の販売台数の急減と関連部品の悪化を業績悪化の主因にあげたが、より重要なのは、これまで成長を牽引してきた液晶テレビおよび液晶パネルの収益悪化である。
上期の液晶テレビ事業は、販売台数は期初計画を上回ったが、単価下落が響き、売上高は同社初の減収を記録した。一方、液晶パネル事業は、テレビ用パネルの価格が08年3月をピークに下落、足元で需給は一気に緩んでしまった。台湾メーカーの中には、稼働率が50%を下回るケースもあり、未曾有の変化に直面している。
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(構成=プレジデント編集部)

