思わず駆け込み乗車をしてしまう人の心理
電車に乗っていると、閉まりかけたドアを押し開けるようにして、すごい勢いで駆け込んでくる人を見ることがありますよね。明らかに危ないとわかっているのに、それでも駆け込み乗車をしてしまうのはなぜなのか。
以前、駅の階段にビデオカメラを設置して、駆け込み乗車について調査したことがありますが、上り階段と下り階段で比較すると、駆け込み率が高いのは前者だとわかりました。下り階段のほうが転んだときに大怪我をしたり、他人を巻き込みやすかったりとリスクが高いため、行動が抑制されるのです。リスクレベルの認知には個人差がありますが、人は主観的にリスクが少ないと思うと、リスクを取りにいきます。
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