「婚約内定者」といういい方は“不敬”ではないか

『女性セブン』(9/26・10/3号)は、「秋篠宮ご夫妻の間では“まだ一歩も進んでいない”という認識なのではないでしょうか。慶事にかなり厳しい態度だといえるでしょう」(皇室ジャーナリスト)。

さらに加えて皇室関係者の間では、メディアは小室圭のことを「婚約内定者」と呼んでいるが、これは上皇陛下が天皇在位の時に与えられたものだ。もはや2年がたち、御代替みよがわりも終えたし、今の天皇陛下からは裁可を与えられてはいないのだから、内定者といういい方は“不敬”に当たるのではないかという声まであると報じている。

『女性自身』(10/1号)では皇室ジャーナリストが、これには重要なメッセージが込められているとしている。

「佳子さまの将来については、ご本人に(深く考え)てほしいと綴られていますが、これは眞子さまの現状を念頭に置いたお言葉ではないでしょうか。眞子さまは“深く考えていない”ために小室さんと決別できずにいる、と紀子さまはお思いなのでしょう。

そして(成長を支えて下さった方々にも喜んでいただけるよう)との一節は、誰よりも上皇陛下と美智子さまを思い描いて綴られたお言葉でしょう。

優しく見守ってこられた上皇ご夫妻をこれ以上悲しませてはならない——。それこそが眞子さまの“暴走”を憂慮する、紀子さまからの切実なメッセージなのです」

「来年の2月には結婚問題に決着がつく」

行間を深読みし過ぎている気もするが、美智子さんが、秋篠宮家のことを気に懸けていることは間違いない。軽かったとはいえ、乳がんの手術を終え、わずか2日で東大病院を退院され、11日の紀子さんの誕生日を祝う夕食会に出席されたのだから。

「小室さん問題に悩む紀子さまを少しでもねぎらいたい、そして眞子さまとの親子仲を取り持ちたいというお気遣いから、夕食会に出席されたのかもしれません」(皇室担当記者)

これが『週刊女性』(10/1号)になるとガラッと見方が変わるのだ。「来年の2月には結婚問題に決着がつく」、そう秋篠宮家関係者がいっているというのだ。

それまでに金銭トラブルが決着していたらという条件はつくが、「目に見える障害がなくなるため、“再延期”を発表する可能性は低いと聞いています」(同)

来年4月には、秋篠宮の「立皇嗣の礼」が控えているため、その前に決着させたいという意向があるというのである。

今回の文書で、紀子さんがこの問題に深く言及しなかったのは、「ある意図が感じられる」と宮内庁関係者はいう。「結婚問題に関しては、秋篠宮さまと同じように“娘の意志に任せたい”という母親の想いが感じられる」というのだ。