聴き手の心を動かす説明「8つの型」

じつは、これら3つの壁を突破するのに効果的なノウハウ、それが以下、8つの説明の型(フレーム)です。

型の1「メリット訴求」
型の2「対比」
型の3「因果」
型の4「カットダウン」
型の5「破壊」
型の6「ニュース」
型の7「希少性」
型の8「欠如アピール」

これらの型を使うことで、聴き手の心を動かし、「おもしろい!」と思ってもらえる説明ができる。私はこれを「感動する説明」と名付けました。

この「感動する説明」は、「おもしろい!」といっても「笑い」のセンスが必要なわけではありません。詳しい解説は拙著『感動する説明「すぐできる」型』に譲るとして、この8つの説明の型は、誰でもすぐに身につけられます。

「笑い」なしで人をワクワクさせることはできる

そして、この「型」を自在に使いこなせるようになってから、不器用なこの私でさえ、季節講習会では満員御礼が続出。駿台予備学校に入って9年目には、季節講習会での化学の受講者数で日本一になることができたのです。

犬塚壮志『感動する説明「すぐできる」型』(PHP研究所)

「受験化学」というネタは、ある意味「つまらない」かもしれません。ただ、他の講師とまったく同じ受験化学というネタを「型」に流し込んで説明するだけで、他の講師たちと差別化できるようになったのです。

本稿をここまで読んでくださった時点で、この「感動する説明」は、少なくともあなたの「関心ゾーン」には入っているはずです。「私事の壁」を突破して「関係ゾーン」に入っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

感動する説明が「すぐできる」型さえ身につければ、「笑い」をいっさい必要とせず、人をワクワクさせることができます。この説明ノウハウは、必ずあなたのビジネスに役立つ、強力な武器となるでしょう。

▼編集部おすすめの関連記事
スピーチが下手な人は「最初の7秒」でスベる