非行少年、幼児虐待者から、カルト教団の教祖まで
(3)『診断名サイコパス 身近にひそむ異常人格者たち』ロバート・D・ヘア著
酸鼻を極める凶悪犯罪研究の先進国アメリカで、心理学者は異常殺人者に共通するある傾向に注目してきた。つまり極端に自己中心的で著しく情緒に乏しく、人を魅了し操る能力に長けているのだ。
彼らはサイコパスと呼ばれるが、このような人間は実はわれわれの身近にも潜んでいる——非行少年、詐欺師、暴力亭主、幼児虐待者、カルト教団の教祖として! 多くの実例を通じて「良心の呵責なき者たち」の素顔に迫る戦慄の一冊。
(4)『ツァラトゥストラかく語りき』フリードリヒ・W・ニーチェ著
「わたしはこの本で人類への最大の贈り物をした」(ニーチェ)。
あかるく澄み切った日本語による正確無比な翻訳で、いま、ツァラトゥストラが蘇る。現在もっとも信頼に足るグロイター版ニーチェ全集原典からの初の文庫完全新訳。読みやすく、しかもこれ以上なく哲学的に厳密な、ツァラトゥストラ訳の新標準が、遂にあらわれた。——この危機の時代のために。ふたたび。諸君、ニーチェは、ここにいる。
(5)『プレデター2』
ロサンゼルス──人口過密、異常気象、麻薬犯罪。この街に蔓延する“熱”と“争い”に引き寄せられて、奴がやって来た! より残虐に、より凶暴、新たな殺戮武器を装備した最新型プレデター。壮絶な闘いがLAを舞台に始まった!
(6)『13日の金曜日』
ようこそクリスタル・レイクへ。ここは忌まわしい過去をもつ、呪われたキャンプ場。ロマンチックな満月の夜、愛欲に溺れるキャンプ指導員を1人また1人と血祭りに上げていくのなら、狂った殺人鬼にとってこれ以上の舞台はない。