「チマチマした拡大では追いつけへん!中国が全世界を引っ張るぐらいの気概で(暖房事業を)やるんや」

<strong>大金中国投資 董事・副総経理 佐々木正行</strong>●1958年、愛知県生まれ。80年滋賀大学卒業後、ダイキン工業入社。空調営業、国際営業を経て、95年上海大金協昌空調に赴任。大金中国投資上海分公司総経理を経て、2008年より現職。
大金中国投資 董事・副総経理 佐々木正行●1958年、愛知県生まれ。80年滋賀大学卒業後、ダイキン工業入社。空調営業、国際営業を経て、95年上海大金協昌空調に赴任。大金中国投資上海分公司総経理を経て、2008年より現職。

世界中が震撼したリーマン・ショック後の2008年末。全社の業績が急降下する中、中国・上海市内にある大金中国投資の会議室にはピリピリとした空気が漂っていた。董事・副総経理の佐々木正行らが会長兼CEOの井上礼之以下、本社幹部たちから檄を飛ばされていたのだ。

今世紀に入ってから年率10%以上の高い経済成長を誇ってきた中国。1995年から拠点を置いてきた同社では、これまでマルチエアコン(一つの室外機で複数の室内機を使う形式)で業績を伸ばし、ビル用では中国で50%以上のシェアを獲得してきた。08年には中国エアコン最大手の珠海格力電器と提携。昨年は共同でインバーター搭載エアコンを発売するなど事業を急拡大している。