もともと米国は排外主義的な宗教国家
今世紀最大の課題はグローバリズムとナショナリズムのせめぎ合いであり、それを象徴するのが米国のトランプ大統領でしょう。現代の日本人は「米国はグローバリズムと自由主義を国是とする国」と思い込み、反移民と産業保護政策を掲げるトランプ政権の誕生に驚いています。
しかし米国は建国以来ずっと排外主義的でした。国を創ったのは欧州で迫害され、新天地に理想の国家を求めた清教徒。彼らは異教徒の先住民はもちろん、同じキリスト教徒でもカトリックのメキシコ人は認めず排斥するという原理主義者です。もともと米国はそういう排外主義的な宗教国家として生まれたのです。
同じように新大陸を侵略したスペインは、カトリックの布教を名目に入植しましたから、異教徒である先住民を排除するのではなくむしろ融合し、それゆえに中南米ではスペイン系との混血の人が多数派なのです。
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