むし歯や歯周病など口の中の病気を防ぐには、日々の手入れが欠かせない。しかし不適切な道具や間違えた使い方では、逆効果の場合も。オーラルケアのプロが勧めるグッズとその使い方とは――。

家族で歯磨き粉の使い回しはNG

オーラルケアとは、歯ブラシなどの道具を使って、歯や口の中を清潔に保つよう手入れをすること。その一番の目的は、歯周病やむし歯の原因になる歯垢の除去だ。歯垢はプラークとも呼ばれ、食べかすの中で細菌が繁殖したネバネバの物質。歯ブラシなどで物理的に除去するしかない。歯科衛生士の内田佳代さんは「上手に歯磨きをすることが第一ですが、グッズの活用で補ってほしい。それでも取れないところは必ず残るので、3カ月に1回程度は歯科医院でクリーニングを」と話す。

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その内田さんが「クリーニングをしてもらった後の状態を長持ちさせる」と勧める歯磨き粉がサンギの「アパガードリナメル」だ。歯の表面のツルツル感を保ち、着色もしにくくなるのでホワイトニングの効果もある。