和牛の受精卵を、中国当局が発見

2018年の平昌五輪において、カーリング女子日本代表が試合の休憩中に食べた韓国のイチゴを「おいしい」と発言したことが反響を呼びました。このイチゴはもともと日本が品種改良を重ねてきたイチゴの苗木を韓国へ不当に流出して開発された品種でした。日本の農家が長年かけて開発したおいしいイチゴが、韓国に盗まれた過去を多くの人が知ることとなりました。

写真=iStock.com/chrisho

その後、農林水産省は海外での無断栽培差し止め請求の費用援助など、国内開発のフルーツが海外で流出することを防ぐ対策を強化しました。農林水産政策課は、「国が普及と啓蒙に力を入れたことで、無断栽培の防止が進む」との見解を述べました。