老後に困らないベストな選択肢はなにか。各分野のプロフェッショナルに「より賢い選択肢」を聞いた。第2回は「一攫千金 vs 手堅く利殖 どんな手法がお勧めか?」――。(全11回)

※本稿は、「プレジデント」(2018年11月12日号)の掲載記事を再編集したものです

老後資金づくりは損得だけで考えない

人生100年時代。長生きは資産面から考えるとリスクともいえます。将来設計にしても、今は退職金をもらってから考えるのでは遅く、50代から取り組むべきです。そこでベースになる考え方は、「生涯にわたって得られる収入を増やす」ということです。

退職金は早く投資に回さなければと焦るのではなく、1年くらいは「退職金専用定期預金」に全額を預けて頭を冷やすといいでしょう。しかも金利はメガバンクでは0.5%程度、地銀では1%の例もあるなど、通常の定期預金より高めの設定。その間に運用先や老後のプランを考えればいいのです。