大阪府知事・大阪市長として大改革を成し遂げた橋下徹氏。8年間の政治家生活を終え、民間人に戻ってから3年目の2018年をどう過ごしたか。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」1年分の中から、秘書の梶村奈苗氏が振り返る。12月25日配信分より抜粋してお届けします(上下2回)。

橋下徹2019年の課題は「休肝日継続」?

※写真はイメージです(写真=iStock.com/ma-no)

橋下徹の秘書の梶村です。

今回のメールマガジンは年内最後の配信ということで、2018年1年間の配信記事を振り返り、橋下にとっての主な出来事・10大トピックスを私が担当しているコラム「今週のピックアップ」の中から選んでみました。とても災害の多い年で心が痛むことも多かったですが、また1年、橋下も家族もスタッフも、健康に過ごせたことを感謝したいと思います。

みなさまも1年お付き合いくださり、本当にありがとうございました!(「⇒」は後日談として書き足しております)

【橋下徹2018年10大トピックス(上)】

(1)1月30日配信号より抜粋――「公職就任から10年」

橋下が2008年2月6日に大阪府知事に就任してからちょうど10年経ちますので、このところ新聞や関西のテレビで、ありがたいことにこの10年で大阪や日本の政治がどう変わったか、という特集をしていただいています(1月28日朝刊/朝日新聞、1月29日オンエア/関西テレビ「報道ランナー」等)。38歳で闘った選挙も、今年と同じように大寒波の中の選挙運動で、近隣のホームセンターのカイロを買い占めたことを思い出します。つい昨日のことのようです。

10年前はツイッターもなかったし、ブログもfacebookもやっておりませんでしたが、いまは本当に発信の仕方が変わったなと思います。10年前は、ちょうど橋下愛用のツイッターが日本上陸した年なんだそうでご縁を感じます。この先10年後は何をしているんでしょうね、と橋下に聞いても「死んでると思う」などと言いますので、とりあえず完全に飲みすぎのお酒を控えめにして健康第一に、頂いているお仕事を大事にこなしてもらおうと改めて思った次第です(今年から月3日程度の強制休肝日を設けることにしました)。

⇒その後、休肝日、続けられておりません。来年の課題です!
(2)2月13日配信号より抜粋――「備前焼自作お猪口で酒蔵巡り」

昨年末、橋下が生まれて初めて「ろくろ」を回した備前焼のお猪口が焼きあがって、先日やっと受け取ることが出来ました。備前焼は藁が当たって焼けた箇所や、灰のかぶり方で柄が出るため、形はイビツでもなんだかとてもアーティスティックに仕上がっており、橋下も大喜び(インスタグラムもご覧くださいね! @toru_hashimoto)。

そのままそのお猪口を持って、岡山の酒蔵めぐりに連れて行っていただきました。橋下は日本酒が大好きなので、酒蔵にもとても興味があり、全国さまざまな蔵に何度かお連れ頂いているのですが、まさに搾りの時期にお邪魔するのは初めてで、その搾りたての香りにとても感動していました。今回お邪魔したのは倉敷市玉島の菊池酒造さん、そしてお隣のお醤油やさん玉島味噌醤油さん(試飲の際にモロミ味噌をいただきました!)、倉敷市児島の十八盛酒造さんです。皆さんとてもお忙しい時期なのに、橋下のエンドレスな試飲にお付き合いいただき、本当に有難かったです。菊池さんで8種類、十八盛さんで4種類飲んですっかりべろべろに。気に入ったお酒も何本か頂いて帰りました。自宅でもあのお猪口を愛用しているようです! 今後はいろいろな産地で陶芸をやってみたいそうです。

⇒お猪口は今も愛用中! お酒が染みて良い艶になってきたようです。