例えば親子で一緒にお風呂に入るときなどに、「じゃあ、いまから英語で動物の名前を言おうね」とことば遊びを始めればいいのです。

入浴中は親子で遊ぶと脳内の副交感神経が刺激され、新しい情報を受け取りやすく、さらに記憶が残りやすいことが脳科学の研究でもわかっています。つまり、お風呂は英単語を覚える学習効果が高い時間だというわけです。

2:絵本の読み聞かせも英語で

「読み聞かせ」がいい、というのは幼児教育ではしばしば言われることですが、英語を学ぶ場合も絵本の読み聞かせはいい方法です。

親御さんがお子さんを膝に座らせて読み聞かせをするとします。このとき子どもにとって親御さんは「安全基地」として機能しています。愛着の対象である親御さんに包まれて、親御さんの声で絵本という情報を与えてもらうとき、子どもの脳はぐんぐん育ちます。これは日本語でも英語でも同じことで、親御さんが読み聞かせる英語にお子さんの脳は反応し、どんどん知識を吸収します。

親御さんが「英語が苦手」という場合もノープロブレム。というのも、たとえテレビやラジオなどの機械音声ではなく、生身の人間の声のほうが子どもの脳が本気になるという研究結果があるのです。その生身の人間が大好きなお父さんお母さんならなおさら効果があるというものです。

文字の少ない英語版図鑑もおすすめ

読み聞かせする絵本はなんでもいいのですが、英語を学ばせようと1歳や2歳の子に無理に長い物語を読み聞かせる必要はありません。子どもが好きなテーマの絵本から始めればいいでしょう。

例えば、列車が好きなら「機関車トーマス」のような列車が出てくる絵本、お姫様が好きなら「シンデレラ」のようなお姫様が出てくる絵本、というように、そのとき興味のあるジャンルの絵本を読み聞かせしてあげてください。

もし手に入るようでしたら、文字の少ない英語版図鑑でもいいですね。なぜ図鑑がいいかというと、5歳までの子どもは視覚情報を優先して受け取ります。つまり、視覚から入るほうが、子どもの脳にとってはわかりやすいからです。

繰り返しますが、大事なのは「流暢な発音」ではなく親という生身の人間が英語を読んで聞かせてあげるということ。多くのご家庭でよく行われている「寝る前の読み聞かせタイム」に、英語の絵本を取り入れましょう。