<strong>味の素 山口範雄社長</strong>●1943年生まれ。67年東京大学文学部卒業。同年味の素に入社。以来、人事部、食品部、冷凍食品部、調味料部などを経て、97年取締役、2000年味の素冷凍食品副社長。味の素常務、専務を経て05年より現職。
味の素 山口範雄社長●1943年生まれ。67年東京大学文学部卒業。同年味の素に入社。以来、人事部、食品部、冷凍食品部、調味料部などを経て、97年取締役、2000年味の素冷凍食品副社長。味の素常務、専務を経て05年より現職。

1908年、東京帝国大学の池田菊苗博士が昆布のうま味をもたらすのがグルタミン酸であることを発見した。二代鈴木三郎助が1年という短期間で事業化し、「味の素」として発売したのが同社の前身である鈴木商店の起源だ。

その創業時の製品名を社名に据えた味の素は、今年で創業100周年を迎えた。