「同3位の明治大学は、女性会員の間でも人気です。OBに有名人が多かったり、就職率が高いと報道されるなど、いい印象を持っている人が多いのではないでしょうか」(鎌田氏)

天下の東京大学は5位。「名前が知られている大学なので紹介すると褒められそう(25歳)」「職に困らなそう(22歳)」といった好意的な意見がある一方で、「結婚したくない大学」では、東大はぶっちぎりの1位。その理由は、「コミュニケーションが取りにくそう(22歳)」「人を見下すイメージがある(28歳)」「プライドが高そう(25歳)」「気難しそう(29歳)」といったものが多かった。

「東大に限らず、あまりに高学歴な人は女性とコミュニケーションを取るのが苦手な人が多い印象があります。お見合いでも一言も話さなかったり、一方的に話し続けたりといった極端な人が少なからずいますので、女性からそんな先入観を持たれているのかもしれませんね」(鎌田氏)

2位は慶應義塾大学。「金持ちで話が合わなそう(29歳)」「自信過剰なボンボンが多いから(27歳)」と、育ちがいいイメージを“負”と捉える意見が多かった。3位の日本大学は、「評判が悪いから(28歳)」といった、最近のニュースが影響していそうな意見がちらほら見られた。

「結婚したい学部」について聞いたところ、理系は医学部・理学部・工学部、文系は経済学部・法学部が人気だった。理系は、「理系のほうが給料がよさそう(28歳)」「収入が安定していそう(25歳)」と金回りがいい印象が強いようだ。

「結婚したくない学部の上位にも医学部が入っていますが、確かに医学部は好き嫌いが分かれるところ。絶対に医学部がいいという人は間違いなく一定数いて、『医学部卒限定』の結婚相談サービスがあるくらいです。しかし、変わった人が多いのも事実。マニアックな趣味や性癖を持っている人が多いというのは、医者と結婚した女性からよく聞く話です」(鎌田氏)

結婚したくない学部、1位は芸術系の学部だが、理由はやはり経済力のなさ。「芸術系の男性を女医さんに勧めることもありますよ。自分に経済力があるから、男性の経済力は気にしない人も多いんです。イケメンで年下なら最強です(笑)」(鎌田氏)。蓼食う虫も好き好きか。