400点台の人が取り組むべきは大学受験用の参考書

「例えば、歯医者から電話がかかってきて、担当医師が学会に出るため予約を変更してほしいと言われる、という設定がよく出てきます。私たちの日常ではあまりありませんよね。こうした傾向を効率よく押さえるには対策本が有効です」

そのうえで、400点台の人が取り組むべきは大学受験用の参考書だという。

「英語関連書籍のなかで最も優れているのが受験参考書。解説が練りに練られていて詳しい。受験英語は実践では役に立たないという人がいますが、決してそんなことはないです」

さらに「今どき」の教材として関氏が勧めるのは、自身が講師を務める「スタディサプリEnglish」の「TOEIC対策講座」だ。使うのはスマホのみ、短時間ですべての学習が完結するため、まとまった時間が取りにくい多忙なビジネスパーソンでも、場所を選ばずに勉強できる。

定額でプロの講義を見放題。PC、スマホアプリに対応。対応テキストは1冊1200円(税込)。「聞き流すだけでも頭に残ります。自著では学校の勉強が得意な1割以外の人でも興味を持てる英語の本質とTOEICノウハウの両方を教えています」。
オンライン予備校「スタディサプリ」月額980円(税別)