医療依存度の高い高齢者の行き場所がなくなる

東京オリンピックの5年後の2025年、日本では本格的な超高齢社会が始まる。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となるのがこの年だ。

「医心館」入居者と午後の挨拶を交わす、吉田さん(右)と八島さん(左)。

国民の4人に1人が高齢者の社会で、膨張し続ける医療費削減のため、国は高齢者の在宅介護システムの充実や、特別養護老人ホームの増設も急ぐ。