たとえばパソコンはどうか
コピー機に始まり、パソコン、自動車、ウオーターサーバー……。普段、われわれが会社の中で何気なく使っている機器のなかには、リース製品が多く含まれている。
以前は、リースで設備を導入すると賃借対照表に計上する必要がなかった(オフバランス)。そのため、総資産額が実態よりも小さくなり、総資産利益率(=純利益÷総資産)が改善するというメリットもあったのだが、2008年、リース会計基準が変更され、上場企業などの大企業では、リース取引を賃借対照表に計上しないことは原則不可となった(ただし、300万円以下の少額リースはオフバランス可)。
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