26歳、初めてプロデュースした映画『電車男』が大ヒット。昨年公開の『君の名は。』は社会現象に。手掛けた作品にハズレなし。すべて、狙い通りなのか──。稀代のプロデューサーの源泉を探った。
時代の気分を創るのは「大衆」より「自分」
ヒットは、狙ってつくれるものではないと思っています。
時代の求めるものは日々移り変わりますから、マーケティングデータなどに基づいて作品をつくると、タイムラグが生じてかえってうまくいかなくなる。特に映画は企画段階から公開されるまで2年はかかります。作品が公開される頃にはいまのデータや手法が古びてしまい、通用しなくなってしまうのです。
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